2015.9.7
熊野速玉大社から車で5〜6分でしょうか、神倉神社に到着。
神倉神社は、熊野速玉大社の摂社で、御祭神は高倉下命(たかくらじのみこと)と天照大神。
神倉山山上にあるゴトビキ岩に熊野三山の主神が降臨したとされ、この岩を御神体に祀っています。
参道入り口の神橋を渡り、正面に祀られた猿田彦神社・神倉三宝荒神社を参拝します。
これから、538段の石段を登り山上の御神体を目指します。
この石段は源頼朝の寄進によって建造されたもので、かなりの急勾配。
汗をぬぐい、息を切らしながら進むと、ようやく山上が見えてきました。
この鳥居をくぐると、ゴトビキ岩まであとちょっと。
そして、御神体、ゴトビキ岩。
荘厳です。
ゴトビキ岩のところから眺める新宮市内。
壮観です。
最大限の注意を払いつつ、急勾配の石段を下ります。
途中、先に降りていた妻が石段の端から転落しているのを発見。
高さが1mもなかった箇所だったので、手足の軽い打ち身と肘を軽く擦りむいた程度で済みましたが、場合によっては大怪我になっていたところ。
これも神様のご加護でしょうか。
ほんとによかった。
神倉神社を後にして、本日最後の参拝地、熊野本宮大社を目指します。
車で走ること約1時間。
到着です。
熊野本宮大社は、全国に約3000社ある熊野神社の総本山。
主祭神は家津美御子神(けつみみこのおおかみ、別名スサノオノミコト)。
158段の石段を登り御本殿へ。
神門をくぐると御本殿があります。
御本殿は、第一殿から第四殿まで一列に並んであり、第三殿(証誠殿/しょうじょうでん、家津美御子神を祀る)から第二殿(結宮/むすびのみや、熊野速玉大神を祀る)、第一殿(結宮、熊野夫須美大神を祀る)、第四殿(若宮/わかみや、天照大神を祀る)、そして最後に満山社(まんざんしゃ、結ひの神/八百萬の神を祀る)の順で参拝します。
御本殿を参拝したあと、拝殿へ。
八咫烏の由来も掲げられています。
本日は、熊野三山のうち二つの神社を参拝できました。
16時、熊野本宮大社を後にして、今夜の宿、龍神温泉下御殿に向かいます。
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