近江町市場を後にして、周遊バスで広小路というバス停を目指します。
バス停から歩くこと3分程度。
お目当ての妙立寺(みょうりゅうじ)に到着。
このお寺「人、呼んで 忍者寺」と呼ばれています。
実は昨夜、菊一にて、お勧めの観光スポットを教えてもらっていたところ、忍者寺というのがあり面白いからと紹介されたのです。
境内は自由に出入りできますが、お寺の中に入るには原則、予約が必要です。
到着したのは12時40分頃。
折角来たので、13時に予約を入れました。
料金は800円。
妙立寺は、加賀三代藩主の前田利常公が、寛永二十年(1643年)金沢城近くから移築建立したお寺です。
この当時は幕府の命で3階建て以上の建築は禁止。
しかもささいなことを理由に、多くの諸大名を取り潰していたころだそう。
このお寺、幕府の攻撃に備え、ここで迎え討つべく、外観は2階建てながら、内部は4階建て7層の構造となっています。
落とし穴あり、隠し階段あり、監視台ありと他にもいろいろな仕掛けがなされてあり、これが忍者寺と言われる所以です。
因みに忍者とは全く関係ありません。
ガイドの方が40分かけて、この数々の仕掛けなどを見せながら明快な説明でお寺の中を案内してくれます。
なかなか楽しかった。
来てよかったです。
妙立寺を後にして、歩いて5分ほどのところにあるにし茶屋街へ。
ひがし茶屋街と比べると随分こぢんまりとしたところです。
創業寛永二年 諸江屋 西茶屋菓寮で自宅のお土産に落雁を購入。
続いて、ひがし茶屋街へバスで移動。
向かった先は福光屋ひがし。
日本酒をいただくのが目的です。
福光屋三種 飲み比べをオーダー。
加賀鳶 純米大吟醸 藍、黒帯 悠々、福正宗 純米完熟辛口。
この順で飲んでみてくださいとのこと。
甘めの風味から徐々に辛口に移行していくという趣向です。
ただ、季節の飲み比べの方がよかったかなと後で思いました。
もしかしたら、ひやおろしが飲めたかも…
本日の酒肴 酒粕ディップもいただきました。
最後に、福光屋 微炭酸 オールドをチョイス。
ハイボール感覚でぐいっといきました!
時刻は15時。
さすがに駅に向かわないとまずい時間です。
周遊バスに乗車して、15時25分頃に金沢駅に無事到着。
駅ビルの"あんと"で、家族のお土産に烏骨鶏カステラを購入し、車内で楽しむ缶ビールと日本酒を手にして、かがやき530号に乗り込みます。
かがやき530号は定刻の15時53分に出発。
車内で一杯やりながら、大宮駅を目指します。
18時02分、大宮駅に時刻表どおりに到着。
充実した金沢観光でした。
時間も有効に使えたし。
特にバスの1日フリー乗車券がよかった。
金沢、いいですね。
また行きたいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿