酒場それがし。
五反田にあります。
同僚と4人、念願叶ってお邪魔することができました。
純米酒専門のお店(といってもビールなども置いてあります)で、階段の壁には、飲み口に応じたお酒のラインナップが掲示されています。
お願いしたのは「それがしコース」。
酒肴14品に10種類の日本酒を飲み比べることができ、料金は5,000円。
日本酒は、お店の人が頃合いを見ながらおまかせで出してくれます。
1杯目は「風の森」の生酒の冷酒。
奈良県御所市の油長酒造が蔵元。
ここから6杯目までは冷酒が続きます。
2杯目は店名を冠した「それがし」。
福島県喜多方市の大和川酒造店の製造です。
各お酒には、このような酒米と特徴を記したカードがぶら下げられています。
「それがし」のご案内カード |
酒肴も1品ずつ登場。
海老ねぎ豆腐、ピーマンのきんぴら、三代目ポテトサラダ。
ポテトサラダは玉子を崩して混ぜて食べてくださいとのこと。
3杯目はちょっと変わり種。
ワイン酵母で仕込んだ「ARROZ(アロス)」。
蔵元は埼玉県加須市の釜屋。
4杯目は超辛口。
秋田県大仙市にある秋田清酒の刈穂。
「超弩級 気魄の辛口」とネーミングされた日本酒度25度のお酒です。
5杯目は乾坤一の「おまつり」。
宮城県柴田郡村田町にある大沼酒造店が蔵元です。
〆鯖、特製メンチカツ。
また、冷酒は片口から注ぎます。
片口一鉢140ml、4人で2鉢です。
6杯目は「紀土」(きっど)。
和歌山県海南市の平和酒造のお酒で、紀州の風土という意味から紀土と名付けたそうです。
7杯目は「鯉川」。
ここからお燗になります。
蔵元は山形県東田川郡庄内町にある鯉川酒造。
8杯目は「るみ子の酒」。
三重県伊賀市の森喜酒造場が蔵元。
平成4年、夏子の酒の執筆者尾瀬あきら先生が蔵元の方のお名前から命名したお酒です。
きゅうりの味噌和え、エシャレットのおかか醤油、いぶりがっこ。
特製明太、山うに豆腐、鯖のへしこ。
9杯目は「石鎚」。
愛媛県西条市にある石鎚酒造のお酒で、土用の丑の日などに鰻の油分をすっきりと流すような酒質を目指したお酒だそうで、純米 土用酒 槽搾りと記されています。
10杯目、最後は「八仙」の芳醇超辛。
青森県八戸市の八戸酒造が蔵元です。
牛すじ煮込み、おいなりさん、しじみ汁。
金曜日は、コース料理オンリーで、時間は1組3時間限定で営業しているそうです。
予約日の前日にリマインドの連絡を入れてくれるので、予約した者としては安心です。
酒肴は凝っており、盛り付けも美しいし、そして美味しい。
日本酒も十分楽しめて非常に満足しました。
五反田は帰りと反対方向ですが、何度も利用したい店です。
酒場それがし
東京都品川区西五反田1−27−7
Tel 03-6417-9690
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