2011年9月25日日曜日

イタリア紀行~その20~ヴァチカン博物館

2011.9.16
13時過ぎ、ヴァチカン博物館入口の列に並びます。
列といっても、止まることはなく、流れに沿ってあっという間に入口に到着。
セキュリティ・チェックで少し詰まったくらいでした。
午後からにして大正解。

ヴァチカン博物館入口
















セキュリティ・チェックを済ませると、1階が予約・団体のチケット売り場、2階が一般のチケット売り場です。
チケットも難なくゲット。
エスカレーターを上がり、まず、ビーニャの中庭へ。

ビーニャの中庭
















中庭にはカフェがあります。
















続いて、古代ギリシア・ローマ時代の彫刻を集めたピオ・クレメンティーノ美術館へ。
















有名なラオコーンの像がありました。

ラオコーン
















円形の間やタペストリーのギャラリー、地図のギャラリーを通ります。

円形の間
















タペストリーのギャラリー内の絵画
















地図のギャラリーの天井





















そして、ラファエロの間に到着。
ラファエロ作「アテネの学堂」が目の前に広がり、「おぉー」という感じ。

アテネの学堂
















ラファエロの間を後にして、次はいよいよシスティーナ礼拝堂です。
システィーナ礼拝堂は教皇選出の「コンクラーヴェ」が行われる神聖な場所。
写真撮影は禁止です。
ミケランジェロの描いた「最後の審判」や天井画「天地創造」を実際に見ることができ、胸が熱くなるほど感嘆、感動。
目は壁、天井に釘付けで、なかなか礼拝堂を離れることができませんでした。

システィーナ礼拝堂の余韻に浸りつつ、最後にピナコテカ(絵画館)へ。
ラファエロの「キリストの変容」やレオナルド・ダ・ヴィンチの未完の作品「聖ヒエロニムス」が迎えてくれます。

キリストの変容





















聖ヒエロニムス





















ヴァチカン博物館は、大小合わせて24の博物館、美術館があり、見学できる部屋は約1400、全長7kmにもおよぶ巨大施設で、1日で全部回るのは不可能。
なので、ガイドブックを参考にモデルコースを2時間半かけて回りました。
らせん階段を下りて出口に向かいます。
















ヴァチカン博物館出口





















今日はヴァチカンに大満足。
帰り、地下鉄でスパーニャ駅へ。
16時半頃、JTBでもらったバウチャーを使いスペイン広場近くのピッツァテリアでピザを食し、そして、バルベリーニ駅から地下鉄で1駅、レプブリカ駅で下車。
ローマ三越でお土産の購入です。

今日もかなり歩きました。
体力もさることながら、頭の方も疲れが溜まっているようです。
夕食ですが、ローマ最後の夜にもかかわらずリストランテなどを選ぶ気力・アイデアが出ず、また、そんなにお腹が空いていなかったこともあり、ホテル近くにあるCONADというスーパーマーケットでお酒とハムやトマトを買って部屋で食べることにしました。
















イタリア旅行も明日はいよいよ帰国の日。
長かったような短かったような、でも、満足感一杯で眠りにつきました。


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