2011年9月22日木曜日

イタリア紀行~その9~ウッフィッツィ美術館

2011.9.13
イタリアに来て5日目、今回の旅行のちょうど折り返し点です。
本日の目玉は午後からのウッフィッツィ美術館見学。
その前に、午前中はピッティ宮殿に行きました。
途中、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会の広場で、朝の空気を胸いっぱいに注入。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
















ピッティ宮殿では、パラティーナ美術館やボボーリ庭園、アルゼンチン博物館などを見学。

ボボーリ庭園は広大
















ボボーリ庭園からはドゥオーモのクーポラ、ジョットの鐘楼がよく見えます。
ただ、この庭園、かなり上まで続いており、体力的には、ぜぇぜぇ、はぁはぁでした。
















ボボーリ庭園を下りた庭園出口付近には、ガイドブックで紹介されている「バッコ」の像がありました。

バッコ…顔が葉っぱに隠れて見えないのが残念
















ピッティ宮殿を後にして、近くのお店で昼食。
















生ビール、ミネラルウォーター、4種類のチーズのピザ、ジェラートをおいしくいただきました。
















お昼を済ませ、先日お邪魔した紙のお店、IL PAPIROに寄りました。
残念ながら、今日は日本人スタッフは不在。
栞などを購入し、お店の人にミケランジェロ広場への行き方を尋ねます。
お店のイタリア人スタッフによると、バスは駅から出ているが、歩いて駅に行く時間を考えれば、ここからミケランジェロ広場まで歩いて行った方がよいとのこと。所要時間は20分程度。道も分かりやすいそうです。
そこで、ウッフィッツィ美術館を見学したあと、歩いて行くことにしました。

いよいよ、本日のメインイベント、ウッフィッツィ美術館の見学です。
いつも混んでいて、入るのに相当並ばなくてはならないと聞いていたので、13時半見学開始のスケジュールで、事前にインターネットで予約しておきました。
少し時間があったので、美術館の回廊を潜りヴェッキオ橋を眺めます。

ヴェッキオ橋
















12時30分になり、そろそろチケットをもらおうと思い、予約専用窓口(3番)に行きます。
そこで予約番号を告げると・・・なんと予約が取れていないと言うではありませんか。
がーん。
インターネットでの予約がうまくできていなかったようです。
仕方なく当日券専用入口の列(2番)に並びました。

そんな中、列の先頭がどうなっているか見にいったところ、傍に当日券の予約窓口がありました。
一応入ってみて確かめると、17時半であれば予約が取れるとのこと。
17時半かぁ、それでもいいかなと思っていたところ、それが顔に出たのでしょう。
窓口のお兄さんが「Do you want to go now?」(「go」と言わなかったかもしれませんが、そういうふうに聞こえました)、「Now? Now? Now?」と何度もNOWを連呼するではありませんか。しかも段々と大きな声で。
最初このNOWの意味がわからず、きょとんとしていましたが、「えっ!今から入れるチケット?!」ということに気付き、「Yes」と返答。
なんと、13時から入館できるチケットを2枚、めでたくゲットでき、予約チケット専用入口(1番)から並ばずに中に入ることができました。
ラッキー!

ウッフィッツィ美術館
左右の建物と正面の回廊からなります

















ウッフィッツィ美術館では、サンドロ・ボッティチェッリ作の「ヴィーナスの誕生」や「春(プリマヴェーラ)」、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の「受胎告知」、ミケランジェロ作の「聖家族」、ラファエロ・サンティ作の「ヒワの聖母」などを鑑賞。
どれも本物かと思うと、段々と気持ちが高ぶってきます。

途中、美術館内にあるカフェでミネラルウォーターを購入し、しばし休憩。
テラスからはドゥオーモのクーポラがくっきりと見えます。
















長い行列必至のウッフィッツィ美術館に、インターネット予約に失敗していたにもかかわらず待たずに入れ、名画の数々を心ゆくまで鑑賞することができて、とってもハッピーな午後のひと時となりました。


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