13:30、稚内バスターミナルを出発し、まずは北海道遺産の北防波堤ドームへ。
その昔、南樺太が日本の領土だった頃、樺太への連絡船とを結ぶ鉄道が敷かれるとともに、港湾を守る防波堤の役割を果たしてきたところです。
防波堤としては現在も機能しています。
次に、港の後方にある小山を上がり、稚内市開基百年記念塔へ。
記念塔の高さは80m。
展望室は70mの位置にありますが、海抜でみると240mの地点にあたります。
ここの展望室からは、稚内の市街地のほか、利尻島や礼文島に加え、樺太の島影も見ることができるそうです。
ただ、あいにくの天候で、利尻島、礼文島は望めませんでした。
1階、2階は北方記念館になっていて、間宮林蔵の足跡や稚内の歴史を観てとることができます。
続いて、百年記念塔・北方記念館近くにある稚内公園を散策。
氷雪の門、九人の乙女の碑、樺太師範学校教学之碑などがあります。
稚内公園を後にして、走ること小1時間。
北海道遺産の宗谷丘陵を経由して日本最北端の地、北緯45度31分22秒に位置する宗谷岬に到着。
ここを境に左が日本海、右がオホーツク海です。
オホーツク海を望むのは生まれて初めて!
最北端の地を踏みしめたことも含めて、ちょっぴり感動。
宗谷丘陵もそうですが、この辺りには野生の鹿が結構出没するそうです。
最後にノシャップ岬へ。
宗谷岬から1時間程度かかります。
ノシャップ岬は漢字で「野寒布岬」と書き、根室市にあるノサップ岬(野沙布岬)とは違います。
岬の北端には稚内灯台があります。
ノシャップ岬から稚内港を出港したフェリーを撮っていたら、偶然、カモメ(ウミネコ?)がフレームイン。
ノシャップ岬を後にして、稚内バスターミナルへ。
17:30、これにて稚内定期観光バスのメニューが終了。
バスガイドさんが、地元の話をいろいろと解説してくれて、稚内観光に華を添えてくれました。
定期観光バスに申し込んでよかった!
思い出に残る稚内観光でした。
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