2015年12月12日土曜日

歌舞伎デビュー

2015.12.11
今日は振替休日。
一度は観たいと思っていた歌舞伎を観に、歌舞伎座へ妻とともに行きました。
















十二月大歌舞伎の11時開演の昼の部。
演目は、
 一、本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)十種香
 二、赤い陣羽織
 三、重戀雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)
の三部が上演されます。




















上演前に、地下2階の木挽町広場の入り口にある「お弁当処 やぐら」で幕の内弁当を購入し、広場をウインドウショッピング。
木挽町広場は地下鉄東銀座駅と直結していて、歌舞伎を鑑賞しなくても自由に楽しむことができます。

























切符引取機で観覧券を受け取り、1階の歌舞伎座正面から中に入ります。

























座席は3階A席の中央、前から2列目。
12月上演の3階A席の料金は1人6千円です。
ほかに、4千円の3階B席や、1階桟敷席(2万円)、1等席(18千円)、2等席(14千円)があります。
また一幕毎に歌舞伎を楽しめる一幕見席というのもあり、料金は幕によって異なり、1,000円〜1,800円です。
エスカレーターで3階に上がり、座席に荷物を置いて、フロアーを散策。
1個250円のめでたい焼が美味しいという妻の事前情報をもとに、早速めでたい焼を購入。
あんこの中に紅白それぞれの玉餅が入っていて、あんこもほどよい甘さで、美味しかったです。

























11時、1幕目、本朝廿四孝の上演開始。
市川右近、尾上松也、中村七之助など、テレビなどでお馴染みの歌舞伎役者が登場。
パンフレットによれば、「姫の一途な恋心を描いた一幕」とのこと。
11時55分に1幕目が終了。
幕間(まくあい)の35分を利用して、座席にて、正真正銘、幕の内弁当を頬張ります。
















12時30分、2幕目、赤い陣羽織の上演開始。
「お代官とおやじたちの笑いあふれる痛快な舞台」。
役者は、市川中車、坂東亀寿など。
3階A席は、舞台はよく見えますが、残念なのは花道が4分の1くらいしか見えないこと。

25分の幕間のあと、13時55分、3幕目、重戀雪関扉が始まりました。
「常磐津と竹本の掛け合いでみせる妖艶な女の本性」。
坂東玉三郎、尾上松緑、中村七之助、尾上松也が演じます。

そして、15時30分、昼の部の上演が終了。
衣装の派手やかさ、役者の台詞と舞踊・立ち居振る舞い、地方(じかた)の奏でる唄と三味線、役者の足取りに合わせて打たれる拍子木(ツケ)など、観るもの聴くもの全てが新鮮で(初めてなので当たり前ですが…)、荘厳、圧巻。
日本の伝統文化を肌で感じることができ、感動しました。
歌舞伎は、一度は観てみよう程度に思っていましたが、案外はまりそう。
また観てみたいと思いました。

歌舞伎座をあとにして、神田で夕食。
妻を初めて大越に連れて行きました。
白ホッピーで乾杯。
トロブツ、あら煮(今日はあった!)に続き…
















肉豆腐、キスの天ぷらをいただきました。

























19時頃、自宅に到着。
早速、お土産の歌舞伎揚げを開封しました。

























今日は念願の歌舞伎デビューを果たせて、大満足の振替休日でした。


歌舞伎座
東京都中央区銀座4−12−15
Tel 03-3545-6800


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