2023年1月22日日曜日

クラカワでお祝い

2023.1.21
浦和の「クラカワ」で還暦祝いをしました。
クラカワは、浦和駅西口再開発もあって、昨年10月に高砂から仲町に移転。
店名も"くら川"から"クラカワ"に変わったようです。
L字型カウンター7席のこぢんまりとした店。
完全予約制で、朝、昼は1組ずつ、夜は2組限定です。




















ドリンクは日本酒(主として燗、冷やもOK)、ワイン(ボトルのみ)、ビール(小瓶)の3種。
料理はコース(税別@2万円)のみです。
おまかせでお燗をつけてもらいます。
丹沢山秀峰で乾杯。




















酢豆からスタート。
富津の湧水と1973年のプーアール茶で調理した柔らかい食感の赤ナマコと続きます。
2献目は出雲の天穏です。




















次は横山さんの鰻。
炭火でじっくり焼き上げられています。
添えられているのは玄米塩麹。
この米は満月に収穫したものだそうです。




















3献目は大洗の月の井。
濾した牡蠣。
大根とタコ。
生カラスミ。
本格的な酒肴が次々と運ばれてきます。




















ごま油で炒めたラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾ・タルディーヴォ(イタリア野菜です)にボリビアナッツ1粒を擦り掛け、火を通した白子と器に盛り、ペコリーノ・ロマーノで全体を覆った逸品。
Buono!
食べ応えありました。
















あん肝は自家製醤油麹が載せられています。
4献目は神亀のにごり酒。
貴重なお酒が飲めました!




















ちぢれほうれん草をラルド(豚の背の部分)の油で炒め、赤ワインと塩で味を整えた逸品。
ほうれん草の甘みが半端じゃありません。
Ottimo!
驚愕の美味しさでした。
















締めは鮎と金目鯛の炊き込みご飯。
お釜で炊き上げたご飯は水分を適度に含み、艶やかです。
ただ、時間が経つと水分が蒸発するそうで、早めに食したほうが良いとのこと。
2膳目はゆず風味の擦りおろした株(瓶に入れて7年発酵させたもの)が掛けられています。
あまりにも美味しくて、もう1膳お代わりしました。























最後に甘平を1房いただいて、コース料理が終了。











5年振りのクラカワ。
クオリティの高い素材に、一手間も二手間も掛けた料理の数々。
満足感が半端ではない、記憶に残る、そして贅沢な還暦祝いとなりました。
帰り際に...
「次は古希のお祝いでお邪魔しますよ(笑)」
「その前にも来てください(笑)」


クラカワ


0 件のコメント:

コメントを投稿